授業参観は誰のためにあるの?
わが子の通う小学校ではほぼ月に1回授業参観がある。
平日にあったり、土曜日にあることも。
必ず、子どもの授業参観には行くようにしている。
なぜならば子どもが絶対に来てねって言うから。
働くお母さんにとって学校行事とはいえ仕事を休みにくい。
子どもが全員小学生なら全日程の授業参観に行くのもあり。
しかし他の兄弟がいて保育園も行事あり、学校も行事あると母だけですべての行事は休みにくい。
有給もいくらあっても足りんぞ。
わが家では夫も仕事を調整して保育園や学校行事は手分けして行ってます。
学年が上がるに連れて参観に来る保護者の数も減ってくる。
中学校にいたっては数人しかいない。
なぜならば子どもが絶対に来たダメって言うから。
そうなったら仕事を休んでまでは行かないけどネ。
それでも3番目の二女が来なくていいって言いだす頃は末っ子が小学校にあがるから
しばらくは参観には行く予定だ。ウヒヒ。
参観に行く行かないであたふたしてるんだけどさ。
ところでいったい誰のために授業参観ってあるのだろう。
授業参観の目的
そもそも授業参観の目的ってのは親に子供が日頃どのような授業を受けてるか見てもらうため。
授業を見ることによって学校の教育方針や教育方法を理解してもらうためなんだ。
それから親と教師との交流を深めるためにもあるんだ。
ってことは授業参観は親を主体にしてるわけで極端な話親が行きたくなければいかなくてもよいのか!?
授業参観はけっこうつらい。
もともとがワタシは勉強嫌いだからかな。。
それとも先生の授業がつまらんのかな。
全く先生の話に惹きこまれない時がある。
45分立ちっぱなしで授業を聞くのが苦痛なの。腰が痛くてたまんくなる。
参観の後の、学級懇談会の時に何か意見をって聞かれたら椅子を置いてくれ~って言いたい。
でも、小心者なので言えない。
教室うしろのランドセル置く棚がちょうどいいのでちょっと腰かけてるけどさ。
なんて態度の悪い親って思われてるかも。
すまぬ。子どもよ。
母は腰痛に耐えれぬ。
そんな苦痛の参観のメリットってなんだろう。
授業参観のメリット
子どもの指導法の勉強になる。しつけ方もわかる。
算数なんて自分の子どもの頃といや、上の子の小学生の頃とも計算の仕方が変わってることがありビビった。
授業参観に行くと今はこんな風に教えてるんだって勉強になる。
家で勉強も見てあげてる時に自分やり方が当たり前と思ってついつい子どもに押し付けてしまうことを防ぐことできる。
ワタシ達、昭和の母が小さい頃は今じゃ懲戒免職になってしまうような体罰でしつけるのが当たり前だった。
そんな環境で育ったワタシ達は先生がどのように生徒に接しているか見ることでしつけの仕方を参考にすることができる。
クラスの雰囲気がわかる。
日頃、子供からの話でしか聞けない学校での生活を自分の目で見ることができる。
いつも話題にでるお友だちに実際に会えたり。
子どもの話だけではぼんやりしてたことがわかったりもする。
授業態度もぶっちゃけウロウロする子がクラスにいたり、必要以上なやんちゃな子がいたりする。
逆にしっかりしてる子もいるなって感心することもあり。
クラスの問題点も見えてくる。
百聞一見にしかず。
子どもを客観的に見ることができる。
クラス全員の作文や学期の目標が貼ってあるし、絵なども貼ってあるのでわが子の発育の程度がわかる。
家庭では気が付かなかった子どもの問題点も見えてくる。
他の子と比較することでわかるのでしつけの方向性や勉強でどこが弱いかなど改善しなくちゃいけないところが見えてくる。
子どもにとってのメリット
もちろん、小学低学年のうちの話ですがね。(笑)
子どもを主体に授業参観を考えると日々の学校での様子を見て欲しい。
いつも親や兄姉に一生懸命学校での話をしてるもんね。
こんなこと頑張ってるんだよって言ってるもん。
自分を見て欲しい。
それは大人もいっしょだよね、、
大人はやましいこともあると隠すだろうけど。
ってことは高学年になるとやましいことがあるのか。いえいえ普通に成長です。(笑)
しつこいけどあくまでも低学年のうちは自分のことを家族みんなに見てもらいたいのだから誰かが来てくれたらそれでよいのだ。
まとめ
授業参観は親に子供が日頃どのような授業を受けてるか見てもらい学校の方針や指導法を理解してもらうためにあるのは100も承知ってことを前提で。
さすがに1回も母が行けないのは問題外ですが・・。
子どもを主体に考えると、お母さんは行こうとお父さんは行こうとお姉さんが行こうとかまわないのだはないのだろうか。
実際、上の子の時は仕事が休めずにおばあちゃんに行ってもらったことも多々あるが
大きくなった今、授業参観に来なかったことについては1回も責められたことはない。
子どもが来るなって言う日まで誰かが行けばよいのではないだろうか。