成人式に振袖を着ないと娘が言った時の気持ち
赤ちゃんが生まれて33日目にお宮参り。
初節句にお雛様を用意。
初誕生日にお餅踏ませたな。
3歳と7歳で七五三。
そして二十歳になり成人式に出席したら
還暦までしばらく年齢に関するお祝いはない。
ぶっちゃけ節目のお祝い!
子どもが健やかに育つために昔からの風習で子どもにしてあげないといけないって義務感にかられてしてる。
子どもが還暦を迎える頃にはワタシ達夫婦は生きてないだろうから特に末っ子なんて41歳で産んだ子ども。
末っ子が還暦をむかえる60歳に生きてたら101歳!
うん。
人生100年時代と言われるけど全く生きてる自信ない。(笑)
だから成人式って親がしなきゃいけない最後の年齢に関するお祝いだよね。
アラフィフのワタシの頭の中にインプットされてるのは成人式には振り袖を来て成人式の会場に行って式典に参加!
式典に参加することで大人になったんだ!
今後は自分の責任で行動することを誓ったりしたもんだ。
それが常識と思って疑わなかった。
昨今は会場には来るが会場に入らず式には参加しないとか会場内で暴れて逮捕とか荒れる成人式のニュースやってる。
そんなテレビを見て新成人にとってそんなに成人式を重要視してないなって伝わってくる。
まあ、一部の新成人の考え方って思ってた。
ところが子どもが成人式に出席しないと言った。
振り袖着るのめんどくさいし
式に出席する意味ないし
お母さんがどうしても着てって言うならお母さんのために着るけどって感じ❗
ワタシも成人式に振り袖を着せることが親の役目と思ってるだけでいわゆる世間体ってやつですよ。
無理に着て欲しいとも思ってない。
着たくないなら着なくていいよって言った。
もう大人なんだから親の思い入れを背負って生きて欲しくない。
ワタシにとって親孝行とは親の希望を受け入れることではなく
自立して人生の軸がぶれずに生きていってくれること。
思い悩んだ末娘の思い通りにさせることにした。
何を思い悩んだのかっていうのはもしかしたら数年後、振袖着ればよかったって思うかもしれない。
後悔して欲しくない。
それとワタシが戦うのは世間体ってやつ。
振袖を着るのが当然って思ってるから。
長女が小学校の入学前。
ピンクのランドセルを欲しいと言った時。
その当時、まだ黒と赤のランドセルが主流でピンクが欲しいに戸惑った。
高学年になったら後悔するかもよとか説得させようとしたが
結局、娘の意志は固くピンクのランドセルを買った。
そして、6年生が終わるまでピンクのランドセルを大切にしてた。
今じゃ、もっとカラフルなランドセルばかりなのにね。
もしかしたら娘は時代の先を行ってたのかもしれないが古臭い考えのワタシには戸惑いしかなかった。
時代はどんどん変わる。
もっと自分の頭も柔軟にならねば。
もっと堂々と生きなければ!